世界三大名画の詳しい紹介を見たい!
といった方に向けて、世界三大絵画(名画)についてまとめてみました!
この記事を読むと、以下のことを知ることができます!
- 世界三大名画(絵画)について
- 世界三大名画(絵画)のそれぞれの説明
それでは、見ていきましょう!
もくじ
世界三大絵画(名画)一覧
地域によって差はありますが、一般的に世界三大絵画とされている、4つの作品は以下のものです!
()内は作成した人物。
- 『ラス・メニーナス』(ベラスケス)
- 『夜警』(レンブラント)
- 『オルガス伯の埋葬』(エル・グレコ)
- 『モナ・リザ』(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
それぞれ見ていきましょう!
『ラス・メニーナス』(ベラスケス)
ラス・メニーナスは、スペインの三大画家の1人であるベラスケスの代表作であり、1656年に作成されました。
現在は、スペインのプラド美術館に展示されています。
「ラス・メニーナス」は「女官たち」という意味です。
幼いマルガリータ女王が中心に描かれており、正面左にある鏡に王と王妃が映っていることから、2人が愛娘を見つめていることが分かりますね。
左奥にいてパレットを持っているのがベラスケス本人で、実は左にあるキャンバスに王と王妃を描いている最中なのです。面白い構図ですね。
『夜警』(レンブラント)
夜警は、1642年にレンブラントによって、作成されました。
現在では、オランダのアムステルダム国立西洋美術館に展示されています。
レンブラントの代表作「夜警」は、美術の教科書で見たことがある方も多いかもしれません。
中央に描かれている、黒い衣装で赤い帯をつけているのが、アムステルダムの火縄手種組合の隊長で、その横にいる金色の衣装が副隊長です。
本来は昼の光景を書いたのですが、ニスの変色によって黒くなってしまい、「夜警」というタイトルになったのだそうです。
オランダのレンブラント広場というところには、この絵の登場人物の銅像が並んでいて、観光スポットになっています。
『オルガス伯の埋葬』(エル・グレコ)
オルガス伯の埋葬は、1586年-1588年にエル・グレコによって作成されました。
現在は、スペインのサント=トメ教会に展示されています。
『オルガス伯の埋葬』は世界遺産の古都トレドのサント・トメ教会の中にある宗教画です。
教会の拡張のために多額の遺産を残して亡くなったオルガス伯が埋葬されるシーンを描いています。
後ろに描かれている参列者の中には地元の名士たちやエル・グレコ本人もおり、集団肖像画にもなっています。
いちばん上にいるのはキリスト、そのすぐ下にはマリアと使徒たちがいます。一枚の絵の中にたくさんの人物が登場しているので、探しながら見てみるのも面白いですね。
『モナ・リザ』(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
モナ・リザは、1503年-1519年頃にレオナルド・ダ・ヴィンチによって作成されました。
現在は、フランスのルーブル美術館に展示されています。
これは言うまでもなく、世界で最も有名な絵画ですね。また、最も高額な絵画ともいわれています。
「モナ」はイタリア語で「マドンナ」の意味があり、「モナ・リザ」は「モナ夫人」という意味です。
「モナ・リザ」はその謎めいた微笑みや上記の3つの絵画とは違い、人物1人を真ん中に据えた堂々とした構図、そして緻密な造形など様々な点で最も優れた絵画の一つとされています。
レオナルド・ダ・ヴィンチが生涯で描いた絵は少ないですが、ルーブル美術館ではそのうちの何枚かを見ることができる貴重な場所でもあります。
まとめ
今回は世界三大絵画(名画)について見ていきました!
モナ・リザなどは、日本に来る可能性もありますので、ぜひ機会があれば目にして見たいですね!
世界三大絵画ってどんなものがあるの?