大学生や社会人になりたての方の中には、
適当に返事していたら大変なことになった…
という方も少なくないと思います!
この記事では、
・ビジネス用語の説明
・その活用例
について説明していきます!
もくじ
ビジネス用語について
ビジネス用語とは、ビジネス現場で使われる言葉です。
昨今の国際化によって、ビジネス用語には英単語が用いられます。
大半のビジネス用語は、英単語が基になっているため、英語が出来る人からするとなんとなく意味が理解できますが、英語が分からない場合は、全く何を言っているか分からないという状況になるでしょう。
今回は、よく使うビジネス用語20語をあいうえお順で説明していきます!
今回説明する用語は以下の20語です!
- アグリー
- アサイン
- アジェンダ
- アポ
- インセンティブ
- エビデンス
- オンスケ
- キャパシティ
- クライアント
- クロージング
- コミット
- コンセンサス
- コンプライアンス
- サマリー
- ショート
- タイト
- タスク
- ディシジョン
- デッドライン
- テレコ
1から順に説明していきます!
アグリー
同意や承諾という意味で、主に動詞として、賛成する場面に使用されます。
逆に、反対する場面では、ディスアグリーという用語が使用されます。
(例)
Aさんの意見には、アグリーしますが、Bさんの意見には、ディスアグリーです。
→Aさんの意見には、賛成しますが、Bさんの意見には、反対です。
アサイン
任命する、割り当てるという意味です。
課長や部長、宣伝推進委員などの役職や役割に任命するときや、任命されるときに使用されます。
(例)
Aさんによって、経理部にアサインされた。
→Aさんによって、経理部に任命された(割り当てられた)。
アジェンダ
議題や予定という意味です。
主に、会議で話す内容のことを指します。
(例)
次の会議までにアジェンダを用意して共有しておいてください。
→次の会議までに、会議の議題を用意して共有しておいてください。
アポ
会う約束のことで、英単語のアポイントメントの略語です。
ビジネス場面では、必ず会う前にはアポを取ることを心がけましょう。
(例)
5/3の商談のために、Aさんにアポ(アポイントメント)を取った。
→5/3の商談のために、Aさんに会う約束をとった。
インセンティブ
成果に応じて支払われる報酬のことです。
インセンティブは、主に労働者のやる気を上げるために設けられます。
(例)
Aさんは他の人に比べて、3倍の成果を出したので、インセンティブが支給された。
→Aさんは他の人に比べて、3倍の成果を出したので、追加報酬が支給された。
エビデンス
証拠や証明するものという意味です。
その意見を証明するための根拠や、データなどがエビデンスに当たります。
(例)
そのように考えたエビデンスを提示してください。
→そのように考えた、証拠を提示してください。
オンスケ
予定通り、時間通りという意味で、オンスケジュールの略です。
作業の進捗や、商談が予定通り行われる場合などに使われます。
(例)
Aさんの行っている業務はオンスケです。
→Aさんの行っている業務は、予定通り進んでいます。
キャパシティ
受け入れることが出来る許容量のことで、キャパとも略されます。
ホテルの受け入れ可能人数などの物理的な量や、個人の能力に使われます。
(例)
Aさんはすでに今月のキャパは超えているので、他の業務をアサインしないでください。
→Aさんのはすでに今月受けることができる範囲を超えているので、他の業務を割り当てないでください。
クライアント
顧客、お客様のことです。
基本的にはお仕事をくれた人のことを指します。
(例)
クライアントのために一生懸命働きなさい。
→お客様のために一生懸命働きなさい。
クロージング
閉じる、終わるという意味のクローズの名詞系で、商談や接客などの営業活動の終わりを意味します。
商談相手の最終決定の場面等で使用されます。
(例)
商談のクロージングが上手くいかず、Aさんとの契約を結ぶことができませんでした。
→商談の最後の部分が上手くいかず、Aさんとの契約を結ぶことができませんでした。
コミット
積極的に関わることという意味で、コミットメントの略語です。
全力で取り組むことをフルコミットと言います。
(例)
弊社の事業にフルコミットすることは可能ですか?
→弊社の事業に全力で取り組むことは可能ですか?
コンセンサス
合意、同意の意味です。
意見が一致した場面や、相手からの許可をいただいた場面などに使用します。
(例)
Aさんのコンセンサスが取れているので、その事業に着手しましょう。
→Aさんの同意が取れているので、その事業に着手しましょう。
コンプライアンス
法令遵守という意味です。
企業においては、法律や社会的なルールを守っていることを指します。
(例)
A社の事業は法律に反しているので、コンプライアンス違反である。
→A社の事業は法律に反しているので、法令遵守出来ていない。
サマリー
概要、要約という意味です。
会議の議事録や、プレゼンの要点をまとめた資料を指します。
(例)
会議のサマリーを読んで、改善点を出してください。
→会議の議事録(要約)を読んで、改善点を出してください。
ショート
資金や仕事に必要なものなどが不足することです。
主に、資金や開発に必要なもの(車の部品工場なら、その部費を作るのに必要な材料)が不足した時などに使用されます。
(例)
今月末で会社の資金がショートしてしまうので、早急に対策を考えなければならない。
→今月末で会社の資金が不足してしまうので、早急に対策を考えなければならない。
タイト
厳しいという意味です。
スケジュールに間に合いそうになかったり、人数的に足りなさそうな時にタイトと表現します。
(例)
4月末までに納品は、スケジュール的にタイトなので、現状オンスケではありません。
→4月末までの納品は、スケジュール的に厳しいので、現状予定通り進んでいません。
タスク
業務、仕事のことです。
複数の作業等を同時進行で行うことをマルチタスクと言います。
(例)
クライアントからいただいたタスクは完了しそうですか?
→お客様からいただいた業務は完了しそうですか?
ディシジョン
決定、決定することです。
決定の中でも、ディシジョンは、重要事項の決定に用いられることが多いです。
(例)
株主総会で今後の弊社の方向性をディシジョンした。
→株主総会で今後の弊社の方向性を決定した。
デッドライン
締め切り時間、超えてはいけない一線という意味です。
主に絶対に守らなければならない期限を指します。
(例)
その資料作成のデッドラインは明日の14時だから早めにね。
→その資料作成の締め切り時間は、明日の14時だから早めにね。
テレコ
互い違いという意味です。
順番が逆になっている場合などに使用されます。
(例)
あなたの意見は因果関係がテレコになっているため、修正してください。
→あなたの意見は、因果関係が互い違いになっているため、修正してください。
まとめ
今回は、知っておきたいビジネス用語を20語紹介しました!
聞き慣れない用語も多々あるとは思いますが、この記事を読み返して覚えていきましょう!
今回説明した以外の用語や、ビジネス現場で注意すべき言葉遣いについてもまとめていきます!
それでは良いビジネスライフを送りましょう!
ビジネス用語が分からなくて、上司や取引先との話についていけない…