【電池を発明したのは誰?】身近なものを発明した発明家を9人紹介!【一覧まとめ】

電池を発明したのは誰?

身近なものを発明した人物を知りたい!

と言う方に向けて、身近なものを発明した発明家を9名紹介します!

この記事では、身近なものを発明した発明家を9名紹介します

それではみていきましょう!

紹介する発明家一覧

以下が今回紹介する発明家9名の一覧です!

  • ヨハン・グーテンベルク(印刷術)
  • アレキサンドロ・ボルタ(電池)
  • 蔡倫(紙)
  • グラハム・ベル(電話)
  • トマス・セイヴァリ(蒸気機関)
  • チャールズ・マーティン・ホール(アルミ製造法)
  • ウラジミール・ツヴォルキン(テレビ技術)
  • ウォーレス・カローザス(ナイロン)
  • ルイ・ダゲール(写真)

それぞれ説明していきます!

印刷術を最初に考えた人・ヨハン・グーテンベルク

ヨハン・グーテンベルクは、1450年頃に活版印刷の実用化に成功しました。

それまでは手書きで書き写すしかなく、大量印刷は不可能でしたが、活版印刷が発明されたことでそれが可能になり、さまざまな文献が人々の手に渡るようになりました。

最初に印刷された本は聖書のラテン語訳版で、185部が印刷されたと言われています。

後に羅針盤、火薬とともにルネサンス期の三大発明と語り継がれていきました。

電池を発明した人・アレキサンドロ・ボルタ

アレキサンドロ・ボルタは、1800年に電池を発明しました。

開発のきっかけは従来の電気実験に疑問を持ったことでした。

イタリアの解剖学者が2種類の金属をカエルの背骨の神経と脚に触れさせることで痙攣が起こり、電気が走ったとされ、動物の体から電気が作られていると仮説ができました。

しかし、ボルタはカエルの体からではなく、金属が触れたからではないかと仮説を立て、実験を繰り返したことでその説を実証しました。

その後電池の実用化に成功し、その功績から「電気学の祖」と呼ばれるようになりました。

電圧単位のボルト」もボルタの名前が由来とされています。

紙を発明した人・蔡倫(さいりん)

元々後漢の宮廷に仕える宦官であった、蔡倫を発明しました。

西暦105年に従来の製造法から改良し、木川や麻などの繊維を砕いて伸ばす製法を開発しました。

それまでは木簡や竹簡に文字を書いていましたが、かさばる上に持ち運びも不便だったため不便でした。

そこに蔡倫が改良した紙が登場したことによって、人々は手軽に文字を書けるようになり、紙は広く使われるようになりました。

その後1300年以上後に開発された活字印刷技術と相まって近代化と芸術復興に大きな役割を果たしました

電話を発明した人・グラハム・ベル

グラハム・ベルは、電話を発明しました。

グラハム・ベルは幼い頃に母親が聴覚障害を患った経験から、音に関する研究に興味を持ちました。

電話を通した会話の第一声は「ワトソンくん、用があるからちょっと来たまえ。」だったそうです。

それまでも電話の開発はされていましたが、電線を使って声を送る方法を思いついたのはベルが最初だったと言われています。

人が話した声を電磁石で電流に変えておくり、受け取った側で電流をもう一度声に直して届ける、という技術でした。

その後エジソンがさらに改良を加え、現在の形になりました。

蒸気機関を発明した人・トマス・セイヴァリ

トマス・セイヴァリは、蒸気機関を発明しました。

イングランドの地主貴族としてうまれ、領土近くの高山労働者の効率をあげたいと日々悩んでいました。

特に鉱山からの排水問題は深刻で、鉱夫たちは常に命の危険に晒されていました。この問題を解決するため、セイヴァリはさまざまな実験を重ねていきます。そして1698年、「火の機関(Fire Engine)」と名前をつけた蒸気機関を発明しました。それまでにも開発は進められてはいたものの、実用化に向けて大きく前進したのはこのセイヴァリの発明があったからと言われています。

アルミ製造法を発明した人・チャールズ・マーティン・ホール

アメリカの実業家、科学者であるチャールズ・マーティン・ホールは、アルミ製造法を発明した人物です。

それまでもアルミの研究はされていましたが、チャールズが電解生産法を発見したことで、より安価に生産できるようになりました。

これにより、商業的に大きく発展したと言われています。

テレビ技術の先駆者・ウラジミール・ツヴォルキン

ロシア系アメリカ人の発明家であるウラジミール・ツヴォルキンは、テレビ技術の先駆者として有名です。

ツヴォルキンはテレビ技術の中でもブラウン管を使ったテレビ放送のシステムを開発しました。

1911年に改良設計した試験的放送を行い、これが世界初のテレビ放送における公開実験でした。

その後1930年ごろに実用化に向けた開発を進めていき、撮像管アイコノスコープ、赤外線撮像管、電子顕微鏡などを開発しました。

ナイロンを発明した人・ウォーレス・カローザス

ウォーレス・カローザスは、ナイロンを発明しました。

1935年に人工繊維ポリアミドを合成することに成功し、これを「ナイロン」と命名しました。

これは石炭と水と空気を合わせて作られた完全な人工繊維として、世界で広く知られるようになり、普及していきました。

写真を発明した人・ルイ・ダゲール

ルイ・ダゲールは、写真を発明しました。

ダゲールは元々舞台背景を手がける画家として有名でしたが、制作を進めるうちに写真開発に興味を持つようになります。

その前から研究を進めてきたニエプスと共同研究をすすめ、1839年、写真技術の一つ「銀板写真」を発明しました。

それまでの技術だと撮影するまでの準備が半日もかけないといけなかったのが、この技術のおかげで10〜20分に短縮されました。

のちにフランス政府がこの技術を買い取り、一般公開したことで広まっていきました。

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