芥川龍之介の生い立ちと代表作8選まとめ!【あらすじあり】

芥川龍之介の生い立ちってどんな感じなの?

芥川龍之介の作品を知りたい!

という方に向けて、この記事では芥川龍之介の生い立ちと、代表作8選について紹介していきます!

それでは見ていきましょう!

芥川龍之介の生い立ち

芥川龍之介は、1892年(昭和25年)3月1日東京市京橋区(現:東京都中央区明石町)にて誕生しました。

芥川龍之介が生後7ヶ月の頃から母親が精神疾患を患い、母方の実家に引き取られ、叔母のフキに育てられました。

フキは教育熱心で文学好きだったため、芥川龍之介も幼い頃から文学に親しみ学業での成績は優秀だったのです。

そして、1910年、第一高等学校(現:東京大学教養学部)に入学し、その後1913年に東京帝国大学(現:東京大学)に進学しました。

この頃から、彼は文豪「芥川龍之介」として世間に知られていったのです。

芥川龍之介の代表作8選

1. 羅生門

羅生門』は、1915年に雑誌「帝国文学」にて発表された作品で、教科書にも掲載されるほどの代表作です。

本作品は、平安時代に作られた「今昔物語集」の説話を元にアレンジされた作品となっており、芥川龍之介のデビュー作品となりました。

羅生門のあらすじ

天災や病に襲われた下人は、仕事を失い今後盗人として生きるしか無いのかと葛藤している最中でした。

雨宿りのために羅生門へ上った下人は、1人の老婆を目撃しました。その老婆は死人の髪の毛を1本ずつ抜き、かつらにしていました。

その醜い光景を見た下人は、悪を憎む心底が湧き上がり、老婆の着物を奪い取り、逃げ去りました。

2. 蜘蛛の糸

『蜘蛛の糸』は、1918年に児童向け文芸雑誌「赤い鳥」にて発表された作品で、芥川龍之介にとって初めての児童向け文学作品です。

本作品の材源は、ポール・ケーラスによる「カルマ」を日本語訳した「因果の小車」中の1編です。

蜘蛛の糸のあらすじ

ある日、お釈迦様は極楽の蓮池のほとりを散歩していましたが、蓮池の下には地獄が広まっていました。

その地獄は、血の池の中で犍陀多(かんだた)という男がもがいていたのを目撃しました。

犍陀多という男は、生前に殺人や放火などの極悪非道で凶悪な罪を犯していたため、その報いとして地獄で苦痛を味わっているのです。

3. 鼻

『鼻』は、夏目漱石が称賛したことで有名な短編歴史小説です。

1916年に「新思潮」の創刊号で発表され、人間の心理を追求する芥川龍之介の出世作です。

鼻のあらすじ

主人公である禅智内供は、巨大な鼻を持つ僧侶で有名で、長年に渡り彼は巨大な鼻に対して笑われていることにコンプレックスを抱いていました。

そして、ある秋の日、コンプレックスである巨大な鼻を小さくする方法を教わり、小さくしたのだが、以前よりも笑われてしまいました。

4. トロッコ

『トロッコ』は、教科書にも掲載されるほど芥川龍之介の代表作の1つであり、1922年に「大観」3月号にて発表されました。

幼い少年と大人との世界観における体験を綴った作品となっています。

トロッコのあらすじ

主人公である8歳の良平は、村はずれの鉄道線路の工事現場にあるトロッコに乗ってみたいと思いました。

そして、トロッコ押しを手伝うことで2人の作業員と同行し、トロッコに乗れる機会を得たのです。

5. 地獄変

『地獄変』は、芥川龍之介の短編小説の中でも代表作であり、地獄の様子を描き「地獄変相図」の屏風を綴っていく作品です。

芸術至上主義をテーマとする本作品は、芥川龍之介の中期における傑作と言われています。

地獄変のあらすじ

優秀な絵師である「良秀」は性格が意地悪であり、道徳心のかけらもないほどの行動を起こしていました。

そして、屋敷内で煙たがられている良秀は、娘のことをこよなく愛するほど溺愛していました。

そんな中、大殿の言いつけで「地獄変」を描くことになっていくのであった。

6. 歯車

『歯車』は、晩年の代表作の1作で、芥川龍之介の死後に発表された遺稿となっています。

晩年の芥川龍之介の視界に入った歯車から本作品が記され、芥川龍之介がなぜ自殺をしたのかが、この『歯車』に記されています。

歯車のあらすじ

主人公は、知人の結婚披露宴に出席するため、東京のホテルへ向かっていました。

その最中にレインコートを羽織った幽霊の話を耳にします。

それを機に彼は道行くレインコートを着た人間を目にするようになりました。

その後、義兄がレインコートを羽織ったまま自殺したことを知り、主人公は死に対する暗示を連想していくのです。

7. 河童

河童』は、1927年に総合雑誌である「改造」に発表した小説であり、主人公が河童の国に迷い込むという現代的風刺の様子を記している作品です。

河童のあらすじ

主人公は、山登りの最中に河童を目撃し、河童の後を追いかけましたが、道の穴へ落ちてしまいました。

その落ちた穴の中は、河童の国であり主人公を「特別保護住民」として接してくれるようになりました。

8. 戯作三昧

『戯作三昧』は、芥川龍之介が大学卒業後の海軍機関学校の教官を務めていた際に発表した小説です。

13の短編小説で芥川龍之介の世界観を堪能できる1冊となっています。

戯作三昧のあらすじ

天保2年9月、神田の銭湯に入る馬琴は、死が近い老人でした。

そんな彼が、生活・創作に疲れていた際、愛読者である近江屋平吉に「歌」というものに軽蔑されたのです。

その後、「八犬伝」の批評が馬琴の耳に入ってきましたが、馬琴はその批評が自分の作品に影響するのではと恐れていました。

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