【日本人ノーベル賞受賞者まとめ!】日本人ノーベル賞受賞者とその功績一覧!

皆さんは日本人の誰がノーベル賞を受賞したのかご存じですか?

この記事を読むと、

ノーベル賞を受賞した人物

ノーベル賞を受賞した人物の詳しい内容

について理解することができます!

それではみていきましょう!

ノーベル賞を受賞した人物

2021年10月末時点で、日本人のノーベル賞受賞者は28人です!

以下が古い順で並べた、日本人のノーベル賞受賞者の一覧になります!

湯川 秀樹(1907-1981)

朝永 振一郎(1906-1979)

川端 康成(1899-1972)

江崎 玲於奈(1925-)

佐藤 栄作(1901-1975)    

福井 謙一(1918-1998)

利根川 進(1939-)

大江 健三郎(1935-)

白川 英樹(1936-)

野依 良治(1938-)

小柴 昌俊(1926-2020)

田中 耕一(1959-)

南部 陽一郎(1921-2015)

小林 誠(1944-)

増川 俊英(1940-2021)

下村 脩(1928-2018)       

根岸 英一(1935-2021)

鈴木 章(1930-)

山中 伸弥(1962-)

中村 修二(1954-)

赤﨑 勇(1929-2021)

天野 浩(1960-)

大村 智(1935-)

梶田 隆章(1959-)

大隅 良典(1945-)

本庶 佑(1942-)

吉野 彰(1948-)

真鍋 淑郎(1931-)

日本人のノーベル賞についての説明

湯川 秀樹(1907-1981)                                   

東京生まれの物理学者です。京都帝国大学理学部を卒業して原子核の陽子と中性子を結びつける粒子、中間子の実在を予言しました。

後にセシル・パウエル博士らによって発見され、この功績からノーベル物理学賞を受賞し、日本初のノーベル賞受賞者となりました。

朝永 振一郎(1906-1979)

東京生まれの物理学者です。

京都帝国大学理学部を卒業して、水素原子のスペクトルの観測データと予測値のずれの解決に、かねてから提唱していた超多時間理論が有効であると考え、これを発展させた繰り込み理論」を完成させたことにより、ノーベル物理学賞を受賞しました。

川端 康成(1899-1972) 

大阪生まれの小説家です。東京帝大国文学科を卒業して、『招魂祭一景』(1921)で菊池寛に認められ、新感覚派の代表となりました。

代表作『伊豆の踊子』(1927)や『雪国』(1935-1937)は、抒情性が高く国内だけでなく海外でも多くの言語に翻訳されて読まれています。

日本初のノーベル文学賞を受賞しました。

江崎 玲於奈(1925-)

大阪生まれの物理学者です。東京大学理学部物理学科を卒業して、「半導体におけるトンネル現象の実験的発見」によりノーベル物理学賞を受賞しました。

佐藤 栄作(1901-1975)

山口県生まれの政治家で、岸信介氏の実の弟です。

東京帝国大学法学部を卒業し、首相在任中、非核三原則を提唱するなど太平洋地域の平和に貢献したとして、アジア初と言われたノーベル平和賞を受賞しました。

福井 謙一(1918-1998)   

奈良県生まれの科学者です。

京都帝国大学工学部化学科を卒業して化学反応と分子の電子状態に関する「フロンティア電子理論」を樹立し、日本初のノーベル化学賞を受賞しました。

利根川 進(1939-)

愛知県生まれの生物学者です。

京都大学理学部化学科を卒業して「抗体の多様性生成の遺伝的原理」の発見により、日本初のノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

大江 健三郎(1935-)

愛媛県生まれの小説家です。

東京大学文学部仏文学科を卒業して大学在籍中にサルトルの全作品を原書で読破し、『奇妙な仕事』(1957)が東京大学新聞の五月祭賞を受賞するなど、卒業するまで活発に創作活動を行いました。

その後『飼育』(1958)で芥川賞を得て注目され、『個人的な体験』(1964)は新潮社文学賞を受賞しました。

ノーベル文学賞を受賞しました。

白川 英樹(1936-)

東京生まれの化学者です。

東京工業大学理工学部化学工学科を卒業して電気を通すプラスチック、ポリアセチレンの発見によりノーベル化学賞を受賞しました。

野依 良治(1938-)

兵庫県生まれの化学者です。

京都大学工学部工業化学科を卒業してルテニウム錯体触媒による不斉合成反応の研究が評価され、ノーベル化学賞を受賞しました。

小柴 昌俊(1926-2020)         

愛知県生まれの物理学者です。

東京大学理学部を卒業して岐阜に建設された素粒子観測装置、カミオカンデで素粒子ニュートリノを世界で初めて観測したことにより、ノーベル物理学賞を受賞しました。

田中 耕一(1959-)

富山県出身の化学者です。

東北大学工学部電気工業科を卒業して1983年、京都市にある島津製作所に入社しました。

同社で研究を続け「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」によりノーベル化学賞を受賞しました。

南部 陽一郎(1921-2015)

福井県生まれの理論物理学者です。

現在はアメリカ国籍です。東京帝国大学理学部物理学科を卒業して「自発的対称性の破れ」の発見によりノーベル物理学賞を受賞しました。

小林 誠(1944-)

愛知県生まれの理論物理学者です。

名古屋大学理学部物理学科を卒業して益川敏英氏と合同で「CP対称性の破れ」を理論的に説明した「小林・益川理論」を提唱しました。

その正しさが認められたことにより、ノーベル物理学賞を受賞しました。

益川 敏英(1940-2021)

愛知県生まれの理論物理学者です。

名古屋大学理学部を卒業して小林誠氏とともに「小林・益川理論」を提唱し、ノーベル物理学賞を受賞しました。

下村 脩(1928-2018)

京都生まれの生物学者です。

旧制長崎医科大学附属薬学専門部(長崎大学薬学部の前身)を卒業して「緑色蛍光タンパク質(GFP)」の発見・開発によってノーベル化学賞を受賞しました。

根岸 英一(1935-2021)

中華人民共和国吉林省長春市生まれの科学者です。日本統治時代の大韓民国ソウル特別市で育ち、戦後、神奈川県に引き揚げられました。

東京大学工学部応用化学科を卒業して鈴木章氏らとの共同研究「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」に成功したことにより、ノーベル化学賞を受賞しました。

鈴木 章(1930-)

北海道生まれの化学者です。

北海道大学理学部を卒業して「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」成功の功績により、根岸氏とともにノーベル化学賞を受賞しました。

山中 伸弥(1962-)

大阪府生まれの医学者です。

神戸大学医学部を卒業して2004年に京都大学再生医科学研究所教授でした。

2008年に京都大学物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長で、iPS細胞の開発成功によりノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

中村 修二(1954-)

愛媛県生まれの電子工学者です。

徳島大学工学部を卒業して1979年、日亜化学工業入社しました。

現在、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授と愛媛大学客員教授です。

青色発光ダイオードの開発成功により、共同開発者の赤崎勇名城大教授、天野浩名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞しました。

赤崎 勇(1929-2021)

鹿児島県生まれの工学者です。京都大学理学部化学科を卒業して現在、名城大学終身教授名古屋大学特別教授です。

青色発光ダイオードの開発成功により、共同開発者の中村修二カリフォルニア大学教授、天野浩名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞しました。

天野 浩(1960-)

静岡県生まれの電子工学者、工学博士です。

名古屋大学工学部電子工学科を卒業して現在、名古屋大学大学院工学研究科教授です。

青色発光ダイオードの開発成功により、共同開発者の赤崎勇名城大教授、中村修二カリフォルニア大学教授、名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞しました。

大村 智(1935-)

山梨県生まれの有機化学者です。

東京理科大学大学院理学研究科を卒業して現在、北里大学特別栄誉教授です。

熱帯地域の寄生虫病の特効薬開発に成功したことにより、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。

梶田 隆章(1959-)

埼玉県生まれの物理学者、天文学者です。

東京大学大学院理学系研究科を卒業して現在、東京大学宇宙線研究所教授です。

2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏は恩師に当たり、ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見により、ノーベル物理学賞を受賞しました。

大隅 良典(1945-)

福岡県生まれの生物学者です。

東京大学大学院理学系研究科卒業後、理学博士の学位取得をしました。現在、総東京工業大学栄誉教授で不要物の分解と同時に再利用も行う細胞の働き「オートファジー(自食作用)」の存在を解明したことにより、ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。

本庶 佑(1942-)

京都府生まれの分子生物学者です。京都大学大学院医学研究科修了し、現在は京都大学特別教授です。

免疫を抑える働きを阻害することで癌を治療する方法の発見」をし、癌の治療法に革命的な変化をもたらした功績によって、共同研究者のジェームズ・アリソン教授と共にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

吉野 彰(1948-)

大阪府生まれのエンジニア、研究者です。

京都大学工学研究科修了後、大阪大学工学博士の学位を取得しました。

現在、旭化成名誉フェローでリチウムイオン電池の開発に成功したことにより、「ワイヤレスで化石燃料のない社会の基盤を築いた」などの評価を受け、共同研究者のスタンリー・ウィッティンガム教授、ジョン・グッドイナフ教授と共にノーベル化学賞を受賞しました。

真鍋 淑郎(1931-)

愛媛県生まれの気象学者、米国プリンストン大学上級研究員です。1958年、東京大学大学院博士課程修了後、理学博士の学位を取得しました。

同年に米国気象局(当時)研究員に就任して1975年にはアメリカ合衆国国籍を取得しました。地球の気候をコンピュータで再現する方法を開発したことにより、「地球温暖化の影響を予測するコンピュータモデルの開発へと繋がった」などの評価を受け、共同研究者のクラウス・ハッセルマン氏、ジョルジオ・パリシ氏と共にノーベル物理学賞を受賞しました。

各ノーベル賞の受賞者一覧

最後に、各ノーベル賞ごとの受賞者一覧をまとめていきます!

ノーベル物理学賞(9人)

9人

湯川秀樹

朝永振一郎

江崎玲於奈

小柴昌俊

小林誠

益川敏英

赤崎勇

天野浩

真鍋 淑郎

ノーベル化学賞(8人)

8人

福井謙一

白川英樹

野依良治

田中耕一

下村脩

根岸英一

鈴木章

吉野彰

ノーベル生理学・医学賞(5人)

5人

利根川進

山中伸弥

大村智

大隅良典

本庶佑

ノーベル文学賞(2人)

2人

川端康成

大江健三郎

ノーベル平和賞(1人)

1人

佐藤栄作

まとめ

2021年10月時点で、日本には、28人ものノーベル賞受賞者がいることを知って驚きました!

大きく世の中を変えた彼らに感謝をして生きていきましょう!

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