特徴的な国旗を持つ国一覧と国旗の意味まとめ!スイスやカタール、ネパールなど!

特徴的な国旗を持つ国を知りたい!

という方に向けて、この記事では、特徴的な国を持つ国とその国旗の意味について紹介していきます!

それでは見ていきましょう!

カタールの国旗

カタールはペルシャ湾に面したアラビア半島東側に位置する国です。

国旗白色と赤茶色の2色で、やや左側の上下に9つの頂点のあるギザギザの線が縦に区切られているのが特徴です。

縦横比率が11:28横の長さが縦の長さの2倍あり、世界で最も横に長い国旗です。

赤茶色の部分はもともと赤だったのですが、一説では太陽の日差しによって色褪せてしまった色だと言われています。白色は平和のシンボル赤茶色は戦争、特に19世紀後半の戦争で流れた血を表しています。

またギザギザの線は、ペルシャ湾岸で1916年に交わしたイギリス条約により9番目の首長国となったことを示しています。

ネパールの国旗

ネパールインドと中国の間に位置する小さな内陸の国です。

国旗直角三角形を2つ合わせた珍しい形です。もとは、ネパールの王家と宰相家が使用していた三角形の旗を合わせて1つにしたものと言われています。

2つの三角形ヒマラヤ山脈を表すと同時に、ヒンズー教・仏教を表しています。

国旗の図柄である月は王家、下の三角形にある太陽は宰相を表しており、国家が永く反映する願いを込めたものです。

はっきりとした赤色は、ネパールの国花であるシャクナゲの色と同時に国民の勇敢さや勇気を、国旗を縁取る青色ヒマラヤの空の色と平和を意味しています。

ブータンの国旗

ブータンインドと中国の間に位置し、ネパールの東側にある国です。

国旗の背景黄色とオレンジ色の2色に分けられており、真ん中には白色の龍が置かれています。

黄色ブータン国王の権威や指導力を、オレンジ色チベット仏教(ラマ仏教)の信仰を表しています。

また真ん中にある龍の白色は、寛大と清浄の他ブータンの他民族系を表しています。龍が爪で持っている白い丸宝石を表しており、たくさんの富を象徴しています。龍の口には牙があり、ブータンを守る男女の守護神の絶対的な力を示しているそうです。

サウジアラビアの国旗

サウジアラビア中東・西アジアに位置する国です。

国旗の背景は深い緑色で、真ん中に白色で聖句と刀が描かれています。

背景の深い緑色は、イスラム教では天国や肥沃を連想する聖なる色と言われています。

文字アラビア語で「アッラーのほかに神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒なり」

書かれおり、これはイスラム教のシャハーダという信仰告白の言葉です。

またこの文字国旗の裏側からも読めるように、左右反転を考えて記されています。

文字の下にあるは、新月刀というアラブ民族のシンボルであり、聖地メッカを守護する意味が込められています。

トルクメニスタンの国旗

トルクメニスタン中央アジア南西部に位置する国です。

国旗の背景は深い緑色で、左側には絨毯の模様である赤い帯があり、帯の下にはオリーブの枝をモチーフとして描かれています。また帯の右横には白色の三日月と星が置かれています。

緑色に三日月と星のマークがあることで、イスラム教の国であるということを示しています。

5つの星は国の主要な5つの州である、アハル・バルカン・ダジョグズ・マルを表しています。

絨毯模様はかなり複雑な模様で、「世界一凝った国旗」として表されています。

星と同じく絨毯模様も5つあり、代表的な5つの部族である、テケ族・ヨムド族・サロル族・ギョクレン族・ルサル族を象徴しています。

絨毯模様の一番下にあるオリーブの枝は、将来起こった戦争の交戦国に対して中立が義務付けられた国であるということを示していると同時に、国家の平和の意味が込められています。

フィリピンの国旗

フィリピンは、東南アジアに属する7000を超える島々からなる国です。

国旗は上半分が青・下半分が赤・国旗の左端を底辺とした白い三角形が左側に位置しています。白い三角形の中には黄色い太陽と3つの星が置かれているのが特徴です。

三角形の白色は平等・友愛を、黄色の太陽は自由・統一を、青色は平和・真実と正義を、赤色は勇気と愛国心を表しています。

太陽の8つの光はフィリピン独立革命の際にスペインへ反乱を起こした8つの州を示し、3つの星はフィリピンの主要な島を表しています。

フィリピンでは、戦争時には国旗の青色と赤色の位置を反対にすることで赤色を示す勇気や愛国心を強調するということが国旗法で定められている珍しい国です。

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スイスの国旗

スイスヨーロッパの中央部に位置する内陸国です。

国旗の形は正方形で、世界ではスイスバチカン市国だけ珍しい形をしています。

正方形の形をしている理由は、もとは神聖ローマ帝国の軍旗として使われていた形という説と、スイス建国をもとに作られたという説があります。

デザイン赤色の背景で、真ん中に白色の十字が置かれています。赤色は力と主義白い十字はキリスト教とその精神を象徴し、表現していると言われています。

また国際赤十字スイス国旗の色を反転させたものになりますが、敵味方関係なく負傷者を救済する赤十字機関を作る為尽力した方の祖国がスイスだった為、敬意を表してスイスの国旗を反転させたそうです。

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ガンビアの国旗

ガンビアは、西アフリカ西岸に位置する国です。

国旗は上から赤・青・緑と色が並び、白い横線が各色を分ける役割をしています。

赤色太陽とサバンナを、青色国の中央を流れるガンビア川国土・森林・農業を表しています。

白色の横線統一・平和・ガンビア川の両岸を流れる幹線道路を象徴しています。

アフリカの国紹介は以下の記事をチェック!

まとめ

国旗についてみてきました!

どの国旗もしっかりとしたルーツなどがあって非常に面白いですね!

以下に日本の国旗の意味と、日本の国旗に似た国旗を持つ国についてまとめた記事を載せておきますので、気になった方はぜひご覧ください!

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